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ホームセンターのダイキ、ホーマック 動物の瓶詰・パック詰め販売

ホームセンター事業を展開するDCMホールディングスの子会社、ダイキやホーマックで、フグやベタなどの魚や、昆虫、オカヤドカリなどが瓶詰・パック詰め販売されています。



オカヤドカリ

ベタ
ベタ

DCMの回答

2016年4月26日にダイキへ、2016年7月5日にはホーマックへ、こういった命を軽視した販売方法の廃止を求める要望書を提出していましたが、両社とも「回答はしない」とのことでした。そして、こういった販売方法についても問題はないと考える、とのことでした。
また、親会社であるDCMホールディングスに尋ねたところ、子会社と同じ見解であることがわかりました。
しかし、動物はモノではありません。命あるものへの配慮の無い、こういった販売方法を廃止するよう、皆様からも声を届けてください。

DCMホールディングス株式会社 
〒140-0013 東京都品川区南大井6丁目22番7号
大森ベルポートE館

お問い合わせメールフォーム

http://www.dcm-hldgs.co.jp/contact/

法令上の問題

魚や昆虫やヤドカリは動物取扱業の対象動物ではなく、罰則規定はありません。
しかしながら、動物愛護管理法は、これらの動物にも適用される部分があります。
例えば、
動物愛護管理法第一章(基本原則)
何人も、動物を取り扱う場合には、その飼養又は保管の目的の達成に支障を及ぼさない範囲で、適切な給餌及び給水、必要な健康の管理並びにその動物の種類、習性等を考慮した飼養又は保管を行うための環境の確保を行わなければならない。

この原則は魚や昆虫やオカヤドカリであっても適用されます。
しかし貴店における扱いは、この原則に反するものになっています。

動物の種類、習性に考慮した飼養とは

たとえばベタの場合ですと、自然界でビンのような狭いテリトリーでベタが生息しているという話は聞いたことがありません。サウスフロリダ大学の生物学担当のGaddy Bergmannによると、ベタは最低ガロンの水が必要だそうです。10ガロンというと約38リットル。水槽のサイズでいうと40センチ×30センチ×30センチほどです。
国際レインボーフィッシュ(魚の種類)協会とドイツのライブベアラー(魚の種類)協会の元議長Harro Hieronimus氏は13ガロンが必要だとも言っています。もちろん水草などの隠れ場も必要です。
おそらくフレアリングさせるために、闘争心をあおるため、お互いの姿が見えるよう配置しているのだと思われますが、ベタはビンを挟んでお互いが気になり常にストレスと戦い疲弊した状態にあります。

オカヤドカリの場合は、運動できるスペースと登ることのできる木、潜ることのできる砂、水浴びができる場所、臆病な性質に配慮して流木や岩場・流木などで隠れる場所、住み替えの貝殻(好みがあるのでオカヤドカリ自身に選んでもらうため複数個)、水飲み場と餌場、こういったものが必要になります。
またオカヤドカリは夜行性です。オカヤドカリの行動実験では、明るい室と暗い室を用意されたオカヤドカリは暗い室へ集まってきたそうです(科学の祭典「科学実験Web2002」運営委員会「オカヤドカリの行動を実験しよう」より)。隠れる場所もなく店内の明かりに照らされた環境は適切なものとは言えません。

クワガタの場合も動き回れるスペース、登り木が必要です。貴店舗のパックの中には木材チップと昆虫ゼリーしか入れられていませんが、転倒防止の材料として枯れ葉や枝なども必要です。昆虫はつかまる物がなくて起き上がれないでいると、弱って死んでしまいます。
飼育用の床材にこぼれ落ちて汚れないようエサ皿も必要ですが貴店舗では餌皿はなく、入れられている昆虫ゼリーがこぼれて床とクワガタがドロドロになっていたという報告もあります。

DCMホールディングスのある店舗では、クワガタの入れられているパックの直径が12センチ、オカヤドカリも同じく直径12センチ、ベタは直径5.5センチであったと、市民の方から報告を受けています。
このようなパックやビンといった狭小スペースでは、生き物は本来の習性を何一つ発揮することができません。

また、パックやビンにはヒーターがついていませんが、オカヤドカリの適切な温度は20~25度前後、湿度は60~80%前後、ベタやミドリフグなどの熱帯魚は24℃~28℃が適水温です。ヒーターなしでこれらの温湿度環境の維持は不可能です。
またろ過装置もついていませんが、水をきれいに保つためにろ過装置も必要です。ベタの場合は水流に弱いので、水流を弱くする必要もあります。

もし、こういった動物の習性に配慮した適切な広さと環境の確保された場所での飼育への切り替えができないのであれば、販売を中止すべきです。

また、いくつかの店舗ではベタの飼育ケースが販売されていますが、ある店舗の飼育ケースの大きさは13センチ×8センチ×15センチでした。このような狭小飼育ケースではベタの適切な飼育をすることはできませんのでこのケースの販売廃止を合わせて要望します。
アニマルライツセンターからダイキに提出した要望書
http://arcj.org/files/user/20160426.doc
アニマルライツセンターからホーマックへ提出した要望書
arcj.org/files/user/20160705.doc


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