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7.232017
2017年ボリショイサーカス 動物使用廃止を求める意見先

全国6カ所で行われる公演にはそれぞれ、新聞社、放送会社、市や県、教育委員会などが主催・後援についています。
どの公演もその会場のある県や市の教育委員会が後援しており、動物サーカスが教育に寄与するかのようなイメージを作っています。
これらの公的な機関がボリショイサーカスを後援しているのは、毎年チケットが自治体に寄贈されていることが大きいと思われます。たとえば、
2017年6月1日(東京新聞)子どもに感動を ボリショイサーカス、流山市通じ招待券
八月に流山市のキッコーマンアリーナ(流山市民総合体育館)で行われる2017国立ボリショイサーカス流山公演(東京新聞・東京中日スポーツなど主催)を前に、ボリショイサーカス社の大木睦美社長が三十一日、流山市役所を訪れ、井崎義治市長に招待券百十四枚を手渡した。招待券は市内の特別支援学校に通う子どもたちに渡される。
2017年7月14日(千葉テレビ放送ニュース)ボリショイサーカス特別招待券贈呈式
県庁では14日、寄贈式が行われ、チバテレの篠塚泉常務が、県教育委員会の内藤敏也教育長に国立ボリショイサーカス幕張公演の特別招待券を手渡しました。
ボリショイサーカスと幕張公演を主催する東京新聞、そしてチバテレが社会貢献事業の一環で行ったもので、8月10日と14日に行われる4公演、合わせて400席分が贈られました。
ボリショイサーカスと幕張公演を主催する東京新聞、そしてチバテレが社会貢献事業の一環で行ったもので、8月10日と14日に行われる4公演、合わせて400席分が贈られました。
このように自治体を巻き込んで動物サーカスは開催されています。
ボリショイサーカスの主催者は「子供たちに感動を」「社会貢献事業の一環として」とうたっていますが、それはサーカスでの動物利用の問題を知らない人を、だましていることでもあります。
世界中で動物サーカスは禁止の方向にあり、2017年1月17日時点で、44の国がサーカスでの動物使用を禁止あるいは制限をしています。
娯楽のために動物の犠牲はいらないというのが世界の流れです。
動物サーカスは動物を苦しめています。
つぎの動画は、2016年日本公演でのボリショイサーカスのクマの様子です。
一つの公演が終わり、次の公演会場に移動されるところです。
狭い檻の中でクマは同じところをぐるぐる回る異常行動を起こし、猛暑にあえいでいます。
この檻に閉じ込められトラックに載せられ、長距離移動を強いられます。
これは動物サーカスが動物の犠牲の上に成り立っていることを示す証拠の一端に過ぎません。
ボリショイサーカスの公演には招待券をもって児童が列をなして来場します。動物虐待の上に成り立っている動物サーカスが教育としてふさわしいものとは思えません。
意見先一覧
アニマルライツセンターはボリショイサーカスを後援する都道府県・教育委員会には実態を知らせ、動物サーカスを後援しないでほしいと意見を提出しています。ボリショイサーカスを主催する東京新聞などの会社には、サーカスでの動物利用を廃止してほしい旨を要望しています。是非皆様からも意見を届けてください。
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