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犬猫以外の哺乳類・鳥類・爬虫類・両性類等のペットの災害対策

災害時、犬や猫の避難や救助については大きく取り上げられ、未だ不足はあるにしても行政の対応も行われるようになってきた。
アニマルライツセンターも1991年から災害時の動物救助に携わっており、市民の意識の変化、行政の対応についてなど、一定の成果はでていると感じる。
しかし、置き去りにされているのが、家畜と、今回の記事の主題である犬猫以外の哺乳類、鳥類、爬虫類・両性類、そしてもちろん魚類だ。
これらの動物はイヌ・ネコ、人と変わりなく苦しみ、恐怖を感じる。
そして、1次災害は避けられないものだが、動物が閉じ込められたまま、つながれたまま、置き去りにされることは、明らかな避けられるべき人的災害だ。
人が管理している以上、置き去りにしてよいはずはない。

しかし、現在の状況を見てみると、多くの動物が置き去りにされ、人知れず死んでいっていると考えられる。
ペットにされるエキゾチックアニマルの飼育数を把握するすべはないが、非常に多くなっていることは確実だ。毎年各地で行われるエキゾチックアニマルの移動展示販売には多くの動物が売り出され、多くの客が押し寄せている。繁殖業者も多く、またここ最近では密輸により複数の日本の業者が海外で逮捕されている。危険を犯して密輸をしようとするということは、儲かるということだ。

環境省は、2013年に災害時のペット同行避難を奨励する、「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン(平成25年6月策定)」を策定した。このガイドラインには、「家庭動物等* のうち主に犬及び猫などのペットを 対象」とするとされており、哺乳類・鳥類・爬虫類のペットであれば排除されるものではない。
また、エキゾチックアニマルであっても、人が管理する哺乳類・鳥類・爬虫類であれば、衰弱させ、または死亡させれば動物愛護管理法の罰則の対象になる。救うことができなかったということはあり得るが、救うことができる=連れ出せたにもかかわらず置き去りにすれば、法律に違反する。

置き去りにしたら起きること

餓死

置き去りにされるということは、閉じ込められたまま衰弱死、餓死させられるということである。野生下で餓死をするのとは全く話が異なる。衰弱死する動物は長期に渡りひどく苦しむ。
自分が管理する動物たちにこれを体験させてはならない。

生態系の破壊

多くのエキゾチックアニマルは外来種だ。現在、外来種が日本の生態系を破壊するとして何万頭もの動物が税金を使って殺されていっている。その原因の多くが、ペットとして輸入されたものが逃げ出したか、毛皮にするために養殖したものが逃げ出したかである。動物たちはなんといっても動く。震災等で壊れた家から逃げ出すだろう。
その先に待っているのは大きな自然。
動物たちが繁殖し、定着する可能性は高い。

人への危険

猫が周辺をうろついていても怖くないし人間に害が出ることはないが、大型の蛇だったらどうだろう。
大型のトカゲだったらどうだろう。
特定動物でなくても、結構大きなヘビやトカゲが自由に飼育できるのが今の日本であり、それらの動物はあなたのおうちの隣りにいる可能性はとても高い。
いやむしろ、危険な特定動物(クマやオオトカゲやドクトカゲなどなど)だって、今は簡単に許可が出て、家庭で飼育できる。日本では。
これらの動物が逃げ出すことも、十分に想定される。
災害時でなくても逃げ出しているのだから・・・

災害対策をしよう

実際に犬猫以外の動物の災害対策はどのようにおこなったらよいのか。

1:同行避難をおこなうこと

2:自分には同行避難ができないと考えられる場合は飼育しないこと

3:同行避難ができない動物、危険な動物を飼育しないこと

4:衰弱死させることは法令違反であることを認識すること

5:外来種の飼育は行わないこと(特定外来生物は法律で禁止されている)



先日All Aboutが爬虫類両性類の災害対策についての記事を削除した。
アニマルライツセンターから記事に不適切な内容が含まれていると指摘したためである。
記事は、爬虫類両性類は人々に嫌がられるから”万一の場合は飼育している両生類や爬虫類は置いて避難する”、でもかわいいからカメは連れ行ってほしいという結論だった。All Aboutは指摘を受け直ぐに削除をしてくれたが、このような考え方で動物を飼育しているのでは、ただでさえ、ストレスを受けやすい野生動物たちはたまったものではない。

犬や猫であってもかつては同行避難を責められた。しかし、飼い主たち、動物保護団体たちが闘って今の地位を確保してきた歴史がある。避難所で迷惑がられながら、肩身の狭い思いをしながら、自分たちも避難所に入らずに苦しい思いをしながら、時には避難を拒否してまでも、守ってきたのだ。
エキゾチックアニマルであったとしても、環境省は飼育を許しているのだし、輸入も許しているのだから、一緒にひんしていけないはずはない。ダメだと言うなら、法律で飼育を禁止すれば良い。
ペットとしてエキゾチックアニマルを飼育するのであれば、その動物を守ることができる環境を獲得していくのは、飼い主自身であるし、その覚悟がないのであれば、その動物の一生を管理する権利はないだろう。

あなたが飼育する動物、ちゃんと守れますか?
飼育を始める前に、ちゃんと考えてください。


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 出典・引用元WEBサイト: NPO法人アニマルライツセンター 毛皮、動物実験、工場畜産、犬猫等の虐待的飼育をなくしエシカルな社会への更新情報

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