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世界を襲う干ばつ 飼料、畜産に影響

世界中からの干ばつのニュースは途絶えることがないようです。とくにここ最近は多いのではないでしょうか。

米国(特にテキサス州やニューメキシコ州、オクラホマ州)、アマゾン地域を含む南アメリカ、ケープタウンなどの南アフリカなどの干ばつが深刻なようです。さらに干ばつからくる洪水に悩まされている地域も多くなっていますし、今後給水量を制限されるだろうと予測される地域も多くなっています。

米国では”異例の干ばつ”(D4)*1の地域が38,000,000エーカー(153780.5平方キロメートル バングラデシュの面積程度)、”極端な干ばつ”(D3)の地域が126,000,000エーカー(509903.9平方キロメートル スペインの面積程度)となっており、相当乾いています。
※日本の国土は377,915平方キロメートル

アメリカ 干ばつ 20180424

真っ赤になったD4やD3の地域は、主に牛の放牧地が多い地域*2です。秋冬の干ばつと異なり、春の干ばつは、その土地の植物が生えてくる時期と重なり、より厳しい状況を生み出します。飲水は降水だけでは賄うことが出来ないため補填し続ける必要があり、また今後は飼料不足にも悩むことになるでしょう。地下水を使うことも、将来にわたる計画の上で使っていかなければ、早急に干上がってしまいます。

オクラホマ州立大学の専門家、デール・ピール氏は、

”適切に飼育できる以上の牛を飼育しないことだ”

と述べています。*3たとえ今年を切り抜けたとしても、干ばつ対策に充てた負債を長年引きずることになるだろうとも述べています。

アルゼンチンでの危機的干ばつの影響も大きいと思われます。アルゼンチンは今年100万頭以上、牛の飼育頭数を減らすだろうと予測しています。*4

飼料は?

日本は濃厚飼料(乳牛以外の動物の多くの餌は濃厚飼料)の89%を海外から輸入しています。日本への影響はないのでしょうか。

日本への影響で大きなところはアルゼンチンでの干ばつだと思われます。アルゼンチンの大豆生産量は7百万トン減少するとUSDAは予測しています。700万トンはアルゼンチンの大豆生産の約20%に該当し、輸出は例年生産量の約30%であったため輸出量は大幅に減少すると見込まれます。すでに米国から大豆を輸入し始めています。

一方でブラジルは115百万トン増量させており、また米国などもアルゼンチンの不足を補うことになると思われます。

ブラジルは、今年に入って干ばつが緩和し被害をあまり受けていないようにみえますが、大豆生産は持続可能とは言い難い状況にあります。国有地を穀物生産農家に売却し、ジャングルが大豆農地に変わっていっています。現在はその開発は特にブラジル北部で顕著です。世界の大豆の75%は畜産(魚含む)動物の飼料*5に使われており、結局は森林破壊の主要な原因は畜産につながっています。

大豆を食べているのは誰か・・・?
それは鶏です。
WWFによると商品1kgあたりに使われる大豆の量は、

  • 鶏肉1kgあたり0.575kg(半分以上!)
  • 卵1kgあたり0.307kg(3分の1!)
  • 豚肉1kgあたり0.263kg
  • 牛肉1kgあたり0.173kg

ということなので、大豆による熱帯雨林の破壊を支援しているのは鶏肉、次に卵、次に豚肉、次に牛肉となります。

とうもろこしなどの穀物類も影響を受けているようです*6。そして輸出だけでなく、国内での飼料としての消費も圧迫しているようで、上記のように牛の頭数の削減につながっています。
ある程度の予測は可能です。飢えさせて殺すようなことになれば、畜産業とは言え、動物愛護法違反にあたります。自分たちの許容値を超えた動物を増やさないようにすべきであることは、日本も同じです。

持続可能性を真剣に検討してほしい

肉・卵・乳製品という畜産分野を取り残した環境論は、本質を見失っているように見えないでしょうか。
Farm Animal Investment Risk and Return(FAIRR)(4.9兆ドルを運用する機関投資会社・投資家が賛同しているインベストメント)は、鳥インフルエンザや工場的畜産の劣悪さ、暴力的な扱いによるスキャンダルや倫理的な側面などは短期的な投資リスクとなり、さらに抗生物質(抗菌剤)の耐性菌や、地球温暖化ガスの排出量の多さは長期的な投資リスクとなることの理解を促進しています。
畜産は持続可能性にとってリスクなのです。
多くの政府もNGOや市民も、「食を変える」ということに言及することを意図的に避けています。しかし避けていれば手遅れになるだけであることはやはり多くの人がわかっていることなのではないでしょうか。

*1 http://droughtmonitor.unl.edu/AboutUSDM/DroughtClassification.aspx
*2 https://www.nrcs.usda.gov/Internet/NRCS_RCA/maps/m13658.png (https://www.climatehubs.oce.usda.gov/grazing-lands-changing-climate)
*3 http://www.feedstuffs.com/markets/drought-forcing-cattle-producers-face-critical-decisions
*4 http://en.mercopress.com/2018/04/11/drought-will-cost-argentina-s-herd-up-to-a-million-head
*5 http://wwf.panda.org/what_we_do/footprint/agriculture/soy/facts/
*6 https://nypost.com/2018/04/03/argentine-farmers-slammed-by-worst-drought-in-years/

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 出典・引用元WEBサイト: NPO法人アニマルライツセンター 毛皮、動物実験、工場畜産、犬猫等の虐待的飼育をなくしエシカルな社会への更新情報

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