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引き取られて行く時、スタッフはみんな泣いた


6年前の話である。

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バタシー・ホームに保護されていた
8歳のスタフォードシャー・ブルテリア雑種のマーセル君
青いセーターを着て情けない顔をしていた。

6年前、犬を探して、バタシーに通っていたとき、
「長くバタシー・ホームにいる犬たち」というタイトルで
廊下に張り出しているマーセル君の写真を見た。

実に私好み。。。。

マーセルをひきとりたいと思ったが、
バタシー・ホームはアーチーを選んでくれた。
それでも誰も引き取り手がなかったら
マーセルももらおうと思いながら帰った。

数ヵ月後、アーチーの避妊去勢手術にバタシーに戻ったとき、
マーセルはもういなかった。
よかったなと思ったけど、ちょっと寂しかったのを覚えている。

その年の9月からバタシーホームの
ドキュメンタリー番組が始まったのが、
4週目はなんとあのマーセルが主人公なのだ!!

バタシー・ホームの檻の中が嫌いでオフィスで
スタッフと一緒に暮らしていたそうだ。
「いつもおならをするので困った。重要なゲストが来たときには
特に激しく、恥ずかしかった」とスタッフは口をそろえて語る。

いろいろなイベントに参加し、青いセーター姿のマーセル君は
いつもみんなの心を魅了したそうである。

そしてホーム生活180日を経て
マーセルは念願の自分の家が見つかったのである。

「マーセルが東ロンドンなまりを理解するのだったら
私たちは絶対うまくいくわ」という東ロンドンに住むご夫婦にひきとられ
楽しく幸せに暮らしている。

引き取られて行く時、スタッフはみんな泣いていた。


で、アーチーの近影

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