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リアルファー生産はホラー。リトアニアの毛皮農場で明らかにされた共喰いの残酷さ

新しい調査映像が、リアルファー生産過程でよく起きる”共喰い”のむごさを明らかにした。

今回の調査映像は2018年夏に撮影されたリトアニアの毛皮農場のものである。

逃げ場のないケージの中で、生きたまま兄弟や姉妹に内蔵まで食われていく。食われる動物は痛みを訴え、必死に逃げようとするが、家族を食う動物たちに一度失われた正常な判断力が戻ることない。肉を少しづつ食いちぎり、内蔵を引き出していく。

このように、脳みそがむき出しになったり、耳やしっぽが食いちぎられたり、喰い殺されていくことは、世界中の毛皮農場ではしばしば観察される。しかし、その死ぬまでの間、どのように苦しんでいるのかを記録されたことは、これまでなかった。

これは毎日起きていることだ。運が良ければ、ヨーロッパでは消毒剤を振りかけられることもあるが、それだけだ。獣医による治療は全く行われておらず、放置される。

本来、ミンクのような野生動物は、ケージの生活には適していない。毛皮農場で飼育されているミンクは運動し、遊び、泳ぎ、巣を作り、狩猟するといった基本的な自由を一切奪われる。 多くの動物が、小さなケージの中で精神的な異常をきたし、結果的に攻撃的になりやすい。攻撃を受けた弱い動物は、自然下でするように隠れたり、逃れたりすることができない。

他にも、仲間に攻撃され、血で汚れているミンクもいた。骨が露出し、手足が失われ、溜まった糞尿の上に血が垂れ落ちていた。生まれたばかりの赤ちゃんミンクは、震え、明らかな苦しみの兆候をみせていた。

日本国内の毛皮産業は2016年を最後になくなった。しかし、日本は2017年には約150万頭分の動物の毛皮を消費している。リトアニアの200万枚の毛皮の多くはオークションを経て、世界中に売られる。その多くは中国で加工される。マフラーやらトリムやらピアスやらに形を変え、最終製品が日本にも入っていることは間違いがないだろう。

リトアニアの毛皮農場を撮影した調査員ジョンは、この調査で目的したもののことを、「今まで見たものの中で最も嫌なもの」であると語った。

ホラー映画が現実になったかのようだ。しかし映画の中で被害者はこんなに長く苦しまない。狂ったように家族が助けを求める家族を喰う姿を見た後に、消費者はリアルファーが付いた商品を身に着けたいと思うだろうか。共喰いはここだけで起きているのではない。ヨーロッパ中の毛皮農場で起きている。小さなケージの中で動物を飼育するということは、そういうことだ。

調査で明らかにされた虐待や傷害についての情報は関連する獣医当局(VMVT))に通知された。今後当局は検察当局と協力して、責任者を追求しなくてはならない。しかし、獣医当局はこの毛皮農場に年数回立入検査を行っているとしており、その際には負傷した動物は隔離され治療されていたとしている。事前通告して行う立入検査や見学が、なんの真実にもたどり着かないということを、強く主張したい。不都合な事実は、常に隠されている。

毛皮農場からくる毛皮は、すべてゼロにする以外、残酷さはなくならない。様々なエシカルな選択肢がある現代社会において、ファッションに動物の犠牲はいらない。アニマルライツセンターは動物の毛皮ゼロを目指した署名活動を行っている。

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 出典・引用元WEBサイト: NPO法人アニマルライツセンター 毛皮、動物実験、工場畜産、犬猫等の虐待的飼育をなくしエシカルな社会への更新情報

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