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これ以上ハニーの人生を翻弄しないで ハニーに穏やかな余生を

捕獲されたときに妊娠していたハニー

閉館した犬吠埼マリンパークにたった一頭で取り残された「ハニー」は、2005年2月に和歌山県太地町のイルカ追い込み猟で捕獲された、野生のハンドウイルカです。
そして、ハニーが「マリン」を出産したのは、2005年6月26日。
ハンドウイルカの妊娠期間は約12ヶ月です。マリンの父親が野生由来という記録もあることから、捕獲されたとき、ハニーはすでに妊娠していたことがわかります。
当時の新聞記事が残っています。

『思いがけぬ誕生 犬吠埼マリンパークでイルカ出産』朝日新聞2005年7月13日
母親は今年2月、和歌山県太地町で捕獲され同園に運ばれてきたばかり。自然界で受胎し、飼育員もお産直前まで妊娠に気づかなかった。略)
買い付けにいった飼育員は「妊娠がわかっていれば、太地から銚子まで16時間余のトラック輸送には耐えられないと判断して、引き受けなかった」(記事引用)

ハニーはお腹に子どもを宿したまま、捕らえられ、仲間や家族を追い込み猟で殺されました。そして、16時間あまりもかかる長距離をトラックで輸送されたのです。

輸送される際、イルカは棺桶のような長細い箱に入れられます。
人間が自分の意思で移動するならば、あと何時間くらいで着くだろうと予想をたてることができます。しかし、ハニーは自然の海で自由に泳いでいたところを突然生け捕りにされ、クレーンで吊り上げて箱につめられ、行先も運命もわからないままエンジン音の響くトラックに長時間揺られて輸送されたのです。身重のハニーにとって、どれだけ辛く、不安でこわかったでしょうか。


写真提供:Heals The Oceans Japan ※実際にハニーの輸送に使われていたものではありません。

息子を失ったハニー

ハニーが産んだ「マリン」と名付けられた息子は既に亡くなりました。自然の海で生まれていれば、お母さんのハニーや仲間に守られて元気に成長していたかもしれません。

イルカは母親を主体とした群れで、若いメスとともに群れ全体で子育てをします。この生態を無視した水族館での飼育は、イルカの子どもの社会性や情緒の成長には不適切です。
また運良く成長できたとしても水族館で生まれたイルカは短命に終わることが多く、人工繁殖で生まれたイルカの生後1年の生存率はたったの10~20パーセントと低いのです。

その例に漏れず、ただ青く塗られた殺風景なコンクリートの水槽でイルカショーをする生活しか知らないまま、マリンも母親を残して亡くなりました。自然の海で授かり、輸送や狭い異常な環境に耐えながら産んだ子どもを、ハニーは失いました。

ハニーは内部疾患に苦しんでいる可能性がある

海洋哺乳動物医療およびイルカの健康評価を専門とした研修経験を持ち、米国PETA財団の捕獲動物法令施行(Captive Animal Law Enforcement)プログラムの監督獣医師でもあるヘザー・ラリー博士(獣医師:カリフォルニア州獣医師免許)に、これまでに撮影された数々の写真や動画から、ハニーの現在の健康状態を診断をしてもらいました。

その結果、ハニーは背中が慢性的に乾燥し、日焼けしているだけではなく、その背景として「浮力調整機能の障害の原因となっている内部疾患、および続発疹が起きていることが示唆されており、苦痛を伴っていることは疑う余地がない。このことを踏まえ、当イルカは、海洋哺乳動物を専門とする有資格の第三者獣医師による獣医学的診断と治療を今すぐ必要としている」と診断されました。

診断詳細はこちらから

これ以上、ハニーの人生を利用しないでください

海で仲間と暮らしていたハニーは人間につかまり、水族館に売られました。子どもは水族館という環境により、亡くなりました。生体展示とイルカショーに需要があるために、ハニーはあまりにも多くのものを奪われてしまいました。

野生の本能と自由、群れの仲間、イルカとしての生涯、そして子ども。野生の動物は、本来の生息地での姿を尊重されるべきなのです。

しかし、今後もしハニーが日本の水族館に譲られるのならば、ショービジネスを維持するため、再び子どもを産む役目を担わされることになります。野生から動物を導入することは世界的に許されなくなってきていますが、イルカショーは続けたいからです。


ハニーはいまでも狭いプールで孤独なまま取り残されています。
ハニーの健康と環境改善、イルカショーと人工繁殖からの解放、そしてサンクチュアリへ送るための訴えを引き続きお願いします。

イルカのハニーを助けて!はがきアクション

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 出典・引用元WEBサイト: NPO法人アニマルライツセンター 毛皮、動物実験、工場畜産、犬猫等の虐待的飼育をなくしエシカルな社会への更新情報

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