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6.12016
5/31センターレポート 4日目部屋 5頭

加筆・修正しています。
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korotarouhs★nifty.com (★を@にかえて下さい)ちばわん 吉田
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(譲渡希望は、関東限定となります)
先週いた人馴OKの2頭がこの部屋からいなくなり、
またまたビビリくんチームが肩寄せ合い部屋の隅に固まっていました。
先週のレポートにもありますように、
この子たちは一頭一頭向き合えばそこまでひどいビビリではないと思います。
皆でくっついていることで安心してしまっているのです。
なんとかこの子たちにも家庭の温かさ、人の優しさを教えてあげたいです。

※2015/3/31よりレポートに登場(3/30他抑留所より移送)
▼茶鼻黒 オス 2-3歳 8キロ前
「今までのレポートはこちちら」
いつもこの部屋の中で一番ウロウロとしていて、
決して近寄らせてくれない子でしたので、
なんとかこの子とゆっくり接してみたいとずっと思っていました。
以前、一度だけ他のメンバーがロープをかけてみたところ
最初は抵抗したものの、その後は固まっているだけだったと聞いていたので
この子はきっと優しい子なんだ、
どうしていいかわからずウロウロしているだけなんだ、と思っていました。
今日はこのビビリチームが皆固まっていて、
近寄っていくとこの子が一番奥で他の犬の下にもぐりこんで気配を消していたので
そのまま頭をゆっくり撫でてみました。
そうすると周りの子たちがわらわらと逃げていく中、
この子だけが取り残されていました。


ようやくこの子と直接触れ合える状況になりましたので、
ゆっくりゆっくり話かけながら、頭をずっと撫でてあげました。
とても長い時間撫でさせてくれました。
その間、震えることもなく、人の手を受け入れてくれていました。
人とどう接していいかわからないんだよね、
本当はすごく優しい子なんだよね、
人は怖くなんかないんだよ、
ほら、撫でられたら気持ちいいでしょ?
たくさんたくさんお話することが出来ました。


体を起こしてからも、全く動じることなく
隅っこにいたからなのだと思いますが、
撫でるのをやめてもしばらくこのままの格好でいることが出来ました。
1年以上こちらにいてもこうしてゆっくりとこの子に接することが出来ず
この子の良さをなかなか紹介できませんでしたが、
この子はきっと家庭に入ったら、
人の優しさを早く理解してくれる子ではないでしょうか。
たくさん時間をかけてお話した後、他の子の撮影をしていたら
ゆっくりと逆の隅に行ってしまいました。
でもそこでお座りしている様子は、
私とお話している時のお座りと同じだなと思い、
少し嬉しくなりました。
この子にも人の暖かさを知って欲しいと思います。


※2015/9/8よりレポート登場(9/1収容)
▼茶 オス 1歳ぐらい 7-8キロ?
「今までのレポートはこちら」
この子もこちらでの生活が9ヶ月になりました。
収容当初からのこの子のレポートを見てみましたが、
最初は本当に幼く、体つきも細く痩せていましたが、
今では立派な男の子になってきました。
この子はわりと部屋の隅で固まってることが多いのですが、
近寄っていくと逃げていくという感じは変わっていません。
それでも以前は目を合わせることも出来なかったのが
人をしっかり見るようになってきて
「おっと・・・やばいやばい」と言っているかのように
スルスルと逃げていくといった感じです。



人をじっと観察していることもあり、
人には若干興味を持ってくれるようになったと思います。
近寄る距離も段々と短くなっていますし、
以前、この子にロープをかけたことがあったようですが、
諦めも早かったようですので、
この子も早く家庭に入って人と接する時間を長くしてあげたいと思います。



※2015年12/1よりレポート登場 (11/13収容)
▼茶白/鼻黒白 オス 2-3歳 17-8キロ
「今までのレポートはこちら」
とても穏やかで、いつも伏せたままの姿勢でいますが、
体を触っても全く抵抗することはありません。
一時期、触ると小さな声で唸るようになったとのことでしたが、
その後はそういったこともなく、ただただ同じ姿勢でいることが多いです。
震えたりすることもありませんので、
本当に経験が少ないだけなのだと思います。



以前は体を触っても抵抗はしないものの、
顔まで隠していたり、顔をそらしていたりしていましたが
大分こちらを見ることも出来るようになりました。
下から見上げて不安そうにしている瞳は
この人は怖くないのかな?
何をしようとしているのかな?と
一生懸命観察しているようにも見えます。
馴れた職員さんの姿を見つけると、自ら駆け寄る子です。
人とのかかわり方がまだ上手ではないこの子にも
ぜひ目を向けてあげて欲しいです。


※2/16よりレポート登場 (2/2収容)
▼茶白 オス 3-4歳 11キロぐらい
「今までのレポートはこちら」
この部屋のビビリくんたちと一緒にはいるものの、
この子だけは一人で少し離れていることが多いです。
当初から他の子とは少し違う行動をしていましたが
ここにいるビビリくんたちの影響を受けてしまったのか、
段々他の子たちと一緒に逃げ回るようになっています。
それでもこの子だけは人に興味を示して少し近づこうとすることもあります。



他の子とこの子の違うところは、
少し離れたところからでも、常に私たちのことを気にして見ているところです。
もう少し勇気を出して近寄ってきてくれるといいのですが、
他の子が逃げ回っている中でなかなか一歩が踏み出せないのではないでしょうか。
もう少し人馴れした子が入ってくれば
この子も勇気を出して一緒に人に近づくことが出来るような気がします。
一頭だけで触れ合うことが出来たら
もっと人馴れは進む子だと思います。


※3/1よりレポート登場 (2/16収容)
▼茶白 オス 1歳程度? 11キロ~
「今までのレポートはこちら」
他のビビリくんたちと一緒に逃げて歩いていましたが、
その中でも一番怖がりのような印象を受けました。
隅に固まっている時に近づくと、
逃げるよりも他の子の上に乗っかってまで
私たちから遠ざかろうと必死になったりして、
とにかく人間に近寄りたくないというオーラを出していました。



かなり離れたところから四つん這いになってゆっくり近づき、
距離を取って話しかけてみたところ、
ずっとこちらを見て聞いてくれている様子でした。
この子が逃げようとする直前まで近づき、
動こうとしたらその場で止まってこれ以上は近づかないよ、と
伝えると、逃げるのをやめてその場に留まってくれました。
時間はかかるかもしれませんが、
ゆっくりゆっくりこの子のペースに合わせて
人は怖くないのだということを伝えてあげたいです。


レポートは続きます。