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動物を閉じ込める状況は動物を貶めている:ブエノスアイレス動物園は閉鎖へ

2016年6月、ブエノスアイレス動物園は、動物園を将来的に閉鎖する方針を明らかにしました。
140年の長い歴史を持つこの動物園、18 ヘクタールの広さに、2500頭の動物を飼育しています。今後この動物たちは適正な環境でその生涯を送るために、アルゼンチンのサンクチュアリに移動されるそうです。
18 ヘクタールの動物園は、子どもたちに環境教育をするための場所としてインタラクティブエコパークに生まれ変わります。インタラクティブエコパークでは、野生動物保護のためのイベントが開かれたり、NGOなどが行う環境保全のためのプラットフォームとして機能させるそうです。
また、年をとったり弱っていて移動が困難な50頭ほどの動物のケアを行い、また違法な取引をされて行き場を失った動物のリハビリセンターとしても機能するといいます。
そして、展示は行われません。
ブエノスアイレス市長のオラシオ・ロドリゲスラレータ氏は、

“This situation of captivity is degrading for the animals, it’s not the way to take care of them,”
「閉じ込められているというこの状況は、動物の貶めている。
彼らのケアはこんなふうに行われるものではありません」


と式典で発言しました。
市長はさらに、こう発言しています。

“What we have to value is the animals.The way they live here is definitely not the way to do that,”
「私達が大切にしているのは、動物たちです。ここで生きているような方法は、間違いなく、誤った方法です。」


閉鎖するブエノスアイレス動物園、それでも日本の動物園よりも環境が良いのだから、日本に連れてこられてしまった動物としては羨ましい限りでしょう。
地面がコンクリートである檻なんて見られません。なぜ日本の動物園は、コンクリートを敷いてしまうのでしょうか。掃除のしやすさだろうと容易に想像はつきますが、コンクリート敷であるというだけでも、動物の欲求には無関心であることがわかります。
広さも日本で考えれば広い方の檻ばかりです。そもそも日本の人口密度の高さや国土の狭さからして、広範囲を移動する動物を閉じ込めることは不可能なのです。

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