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神奈川県との実験動物に関する施策ついての交渉

アニマルライツセンターも参加している県民のいのちとくらしを守る共同行動委員会(神奈川県)で2017年度の神奈川県との交渉を行いました。

実験動物について

実験動物施設の把握

質問要望:3Rs(代替法の選択、使用数の削減、苦痛の軽減)や適切な飼養管理の普及啓発を行う上では、動物実験施設または実験動物飼養施設の正確な把握が必要不可欠であるが、現時点での把握数と状況を説明すること。

また、以下の施設が含まれているか確認すること。
?東レ株式会社鎌倉事業所 (鎌倉市手広6-10-1)
?株式会社鎌倉テクノサイエンス (鎌倉市手広6-10-1)
?WDB株式会社 湘南研修所 (平塚市宮の前1-13 甲南アセット平塚ビル2F)
?日本大学生物資源科学部 (藤沢市亀井野1866)
?神奈川県畜産技術センター (海老名市本郷3750)

県回答:本県が、県所管域において実験動物を飼養していると把握している施設は、研究施設や教育機関等、28施設です。ご提示いただいた施設のうち、後者3つについては新たにリストに追加いたします。
神奈川県では、適切な指導を行うために実験動物施設の把握を行う努力をしており、評価できる。しかし動物愛護管理法の登録がなされないために、神奈川県では職員がWEB検索を行うなどして把握に努めるという運用をしており、非効率的であり、また網羅も出来ていない。
条例で届け出が義務付けられている兵庫県などの施設数と比較すると、28施設は少なすぎるため、より多くの実験動物飼育施設があるものと予測できるが、把握ができないという状態なのである。
この状態では3Rや適正飼育の普及啓発は不可能である。

3Rの実行性の強化、福祉の実現

質問要望:「動物の愛護及び管理に関する法律の一部を改正する法律案に対する付帯決議」(2012年)の中で「実験動物の取扱いに係る法制度の検討に際しては、関係者による自主管理の取組及び関係府省による実態把握の取組を踏まえつつ、国際的な規制の動向や科学的知見に関する情報の収集に努めること。また、関係府省との連携を図りつつ、3Rsの実効性の強化等により、実験動物の福祉の実現に努めること。」とある。3Rsの実効性の強化および福祉の実現のために、県として具体的にどういったことを行ったのか、説明すること。

県回答:本年4月に、本県で把握している実験動物飼養施設に対して、「実験動物の飼養及び保管並びに苦痛の軽減に関する基準」を改めて通知しました。
今後も、実験動物の飼養保管基準等の普及啓発等、実験動物飼養施設における適正飼養の推進を図ります。

引き続きの周知徹底をお願いした。

独自のアンケートで状況を把握

質問要望:県下施設に、3Rsの実効性、福祉の実現、関連する『動物愛護及び管理に関する法律」『実験動物の飼養及び保管並びに苦痛の軽減に関する基準』『動物の殺処分方法に関する指針』についての周知状況、周知方法について、を調査するため、県として各施設にアンケート形式での調査を行うこと。
また、昨年度調査を行うとしていたため、その結果を提示すること。(改)

県回答:実験動物飼養施設に対するアンケートの協力依頼について、昨年度検討いたしましたが、年度内の実施には至りませんでした。
今年度、『実験動物の飼養及び保管並びに苦痛の軽減に関する基準』を通知する際に各施設のアンケートを送付する窓口の確認を行いましたので、今年度中には実施する予定です。

神奈川県は以前にもアンケート調査を行なってきた実績がある。このアンケートは今年度中には実施される見通しである。


その他パートナー動物産業動物についても質問を行った。(別途記事参照)


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