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2018年藤崎八旛宮例大祭における馬への虐待 馬の利用中止を求めます

2018年9月16日、熊本県藤崎八旛宮 秋季例大祭が行われ、再び馬の虐待が起きた。
特に目立ったものは、休憩中に馬を何度もむちで打ち、馬が後ろ蹴りをすると大歓声が上がったという動画で、これは多くのメディアが取り上げた。
しかし、虐待はこれに限らない。
動画という証拠があり、さらに悪質であると判断した3件の虐待行為について、告発を行っている。※現在2件受理、1件調整中

署名にご協力ください。

祭りに馬を利用しないで!署名してください

告発の経緯

2015年にアニマルライツセンターに入った「この祭りは虐待ではないのか」という通報から、私たちは藤崎八旛宮や奉納団体を取りまとめる奉賛会に、馬の取扱いの改善を毎年求めてきた。また、熊本市を通しての指導や、警察を通しての指導も行われてきた。さらに、熊本県で活動する馬の保護団体「南阿蘇の余生馬牧場 オープンセサミ」が、地元の祭を改善させたいと活動を続けていることも報告を受けていた。
中にはただ静かに馬を引いている奉納団体もあり、こういった奉納団体や、地元の馬保護団体の活動や、警察や市からの指導がなされてきたことを重視し、見守ってきたが、虐待は一向に減らなかった。2017年もクーラーボックスで馬を殴打していたという情報が寄せられ、更に今年は馬を休憩中に取り囲んでムチを打ち、楽しんでいる様子を撮影した動画がInstagramに投稿され、さらに他の団体についても多くの問題行為が見られ、改善が進んでいないことが明白となったため、この度告発に踏み切った。

これまでの改善申し入れ

藤崎八旛宮例大祭-2015年熊本 馬への虐待行為
藤崎八旛宮例大祭-2016年熊本 馬への虐待行為
藤崎八旛宮例大祭ー2017年熊本 馬への虐待行為

告発した3件の虐待

1:奉納団体 横山會:

メンバー7名が、奉納行列の休憩中に、休憩場所であった熊本市立西山中学校で、馬を拘束した上で取り囲み、尻から後ろ足にかけて何度もムチで打ち、馬が逃げようと前にでようとすると前に並んだメンバーが叩いたり殴る仕草をしたりしてムチ打ちがしやすいように追い詰め、最終的に馬がムチを嫌がり後ろ蹴りをすると大歓声が上がった。

2:奉納団体 青連馬道會:

奉納行列の最後に差し掛かった藤崎八旛宮の参道で、メンバー1名が、馬の陰部に手を入て4回陰部を掴むなどし、別のメンバーは馬の視野が広いことを利用して殴る仕草をし馬に恐怖を与え、また別のメンバーは馬が真後ろが見えないことを利用して殴る仕草と真後ろに隠れる仕草を4回以上繰り返し、馬に痛みと恐怖を与え続けた。これら一連の虐待は、30秒の間に行われており、集中的に馬を追い詰め、後ろ蹴りを誘導しつづけた。


3:奉納団体 なみあし會:
メンバー1名が、奉納行列の最後に差し掛かった藤崎八旛宮の参道で、馬に後ろ蹴りをさせたいがために、馬の後ろ足の下部をムチで殴打した。しかし馬は少ししか後ろ足を上げなかったため、別のメンバーが手ぬぐいで馬の尻付近を殴打した。
動画(youtubeより 投稿者:KUMATAKA 2018/09/17に公開)
https://www.youtube.com/watch?v=xokutofeRAk

他にも多数動物虐待に当たる行為が見られたが、証拠(動画)があり、かつ、悪質であるとアニマルライツセンターが判断した3団体について、動物愛護及び管理に関する法律44条2項の動物虐待、または酷使にあたるとして告発を行った。

これらは馬を後ろ蹴りさせ観客に暴れ馬であるように見せたいために行われている。以前より警察は「馬に後ろ蹴りさせるという行為はどの場所であれ不適切な行為にあたる」と判断し指導にあたっていた。
なお、2および3の動物虐待はである熊本県中央警察署に告発状を提出、2018年10月24日受理された。 署名にご協力ください。

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改善は見込めないのでは?

改善を促し今回の祭りでも馬の扱いの見守りをしていたオープンセサミは、アニマルライツセンターの問い合わせに対し、以下のように発言している。

地元の動物保護団体として奉納団体の代表者会議に参加し、虐待改善の努力を伝え続け、数年に及ぶ馬の虐待への見守りを続けてきましたが、今回大きな物議を醸す虐待があった事に強い悲しみとショックを受けています。現状は、ルールがない状態に等しい。藤崎八旛宮さんには「虐待防止のルールと罰則」を設ける勇気を持って無実の参加者と伝統を守って欲しいと願っています。

報道を受け、熊本市長もTwitterで以下のように発言している。 報道によると熊本市も市長名で藤崎八旛宮への改善指導を行ったという。
しかし問題は根深い。
注意を呼びかけるはずの奉賛会自身の意識が浮き彫りになっている。例えば、報道では以下のように発言していたということが明らかになっている。

奉賛会は「馬にムチを打つ行為は虐待ではなく調教」としている
ーANNニュース KAB

外部から見ている限り、残念ながら改善の努力は実っていない。
”暴れ馬を観客に見せ、奉納する”という事自体をやめない限り、虐待は継続されるだろう。
普段馬を扱わない素人が嫌がる馬を暴れるように調教し、祭りの日を迎える。この調教時には更に多くの虐待が行われている可能性が高い。さらに、ハミは馬の口腔内に苦痛を与えることで馬に言うことを聞かせる器具であるが、馬が通常行わない横歩きをさせたり、蛇行させるために、
ハミを乱暴に扱い、また口の中をこするなどの行為も見られる。中には舌や口腔内を切ってしまっている馬もいるだろう。
後ろ蹴りをさせるために電撃を仕込んでいるという話も聞くし、複数の団体が馬の性器を掴むなどしていることが目撃されている。
9月下旬の暑い中、無用に飾付けをしてアスファルトの上を歩かせている事自体も虐待に等しい。水を補給したりかけたりする場所の増設を求めてきたが、これも奉納団体に任せるとされ明確な改善がない。

多くの問題を抱えており、アニマルライツセンターはこの飾馬奉納行列の奉賛会が馬を利用すること自体を中止するよう、求めている。

なお、藤崎八幡宮 宮司・総代および藤崎八旛宮 秋季例大祭 神輿審査委員長に対し、2018年9月28日付で、今後どのような対策をとるのか質問をするとともに、改善が見込めない場合は馬の利用自体を中止するよう要望を行っているが、現時点で回答はない。

署名にご協力ください。


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藤崎八幡宮
〒860-0841 熊本市中央区井川淵町3-1
TEL. 096-343-1543 

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