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「日本の獣医大学では殆どの学生が不妊手術の経験がないまま卒業する」

アメリカの獣医大学では
16ヶ月間の間に学生による不妊手術の実習が行われ
動物保護施設の10,073頭の犬猫たちが
無事シェルターに戻り譲渡されて
里親さんに迎えられたそうです。



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日本の獣医大学では
実験動物で実習を行うそうです。

これを山口県など野犬の多い地域で
捕獲した野犬で行えば野犬が増える事を
少しでも防げるのではないでしょうか?
(手術した後の事は十分考えなければなりませんが)

日本の行政は実習の犠牲になるのは
倫理的にそぐわないと受け入れないそうです。
さも失敗するかのように。

日本の獣医大学では数少ない実験動物を使用する為
殆どの学生は経験のないまま
獣医師になり開業医の元で初めて
経験する事が多いそうです。

日本の行政の言い訳に多い
「過去に前例がないから」

前例がなければ作れば良いだけの事。
何もしなければ何も始まらない。
何も変わらない。


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-------------記事転載ここから---------------

アメリカ獣医師会の会報に、興味深い記事が載っていた。
全米の獣医大学で行われている、学生の行う、
不妊去勢手術の実習についての報告。

全米で、この16か月間の間に行われた、
学生による不妊去勢手術の練習は、合計10073匹。
すべて、近郊のシェルター(動物保護施設)からのもの。

指導教官の厳重な監視のもと、学生が不妊去勢手術を施行し
術前、術後の世話をし、米国獣医師会や、
米国動物病院協会のガイドラインに沿った
「ペインマネッジメント」すなわち、痛みや苦痛のケアにも配慮を行い
回復後にシェルターにもどしたもの。
不妊去勢手術を終えて、無事にシェルターに戻った犬、猫たちは
譲渡されて、新しい飼い主さんの家へ引き取られている。

獣医師会の調査は、「シェルター勤務の獣医師が行った場合の
不妊去勢手術と、学生が教官の監視のもとで行った
不妊去勢手術を比べた場合、死亡率や合併症に、差があるか」というもの。
結果は、「同じ」。

すなわち、学生が、きちんとした教官の指導のもとで行った
不妊去勢手術は、シェルターで毎日多数執刀している、
シェルター獣医師の行う不妊去勢手術と、
何ら違うことなく、きちんと安全に行える、という結果であったそうだ。

+++

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↑写真出典元:西山ゆう子獣医師フェイスブック http://bit.ly/2FutFhV

日本の獣医大学では、未だに、獣医大学での不妊去勢手術の練習は
「実験動物」を使っている。実験動物繁殖施設で、
実験動物用に繁殖された、主にビーグル犬。
購入するのも高価なので、学生10人に1匹、などの割合で
手術が行われていると聞く。

学生10人に1匹の不妊去勢手術を、1時間だけ学ぶ、と
いうのが今の日本の平均的な獣医大学。
当然、不妊去勢手術など、「やったことがないに等しい」という学生が
、卒業して獣医師免許を手にする。(日本はね)。

実際、日本の新卒の獣医師、複数の大学出身者に
「不妊去勢手術を、大学で学びましたか?」と質問すると
「全くないです」「グループでやりましたが、
自分はやりませんでした」「なきに等しいです」という
答えが返ってくる。(複数の大学)

これが、今の日本の獣医大学の現状なのだ。
これに関して、私は個人的に、大学関係者に
質問したことがある。
どうして、行政のセンターの犬を借りて、学生実習に使えないのか。

「大学側としても、近くの愛護団体や、センターの犬猫をお預かりして
学生実習に使用したいが、
なにせ、行政側が、理解を示してくれない」という。(大学側の意見)

行政側は、「倫理的理由」。センターにいる犬猫が、
学生の実習の犠牲になるのは、倫理的に問題があるので
うけいれられない、ということらしい。
まるで、学生が虐待をするかのような意見。。。

+++

そういう意味で、このような、米国の統計報告は
希望がもてるものだと思う。
今、私の知る限り、イギリス、ドイツ、スエーデン
ノルウエイなどの多くのヨーロッパ諸国、アメリカカナダ
オセアニア、それから、多くのアジア、お隣韓国や
台湾までも、獣医大学の学生の不妊去勢手術に、
「近くのシェルターの動物」を使い、お世話し、シェルターに返し
、その後、里親さんに無事に引き取られている。

今や、「不妊去勢手術の学生実習」に、
愛護団体やセンターの動物を使うのは、
世界的に、当たり前の時代なのだ。
私の知る限り、「倫理的問題が」「前例がないので」と
言っているのは、日本だけだ。

+++

一度も不妊去勢手術をしたことがない学生が
、獣医師になる日本。
どこかの動物病院に就職し、そこで初めて、
先輩から手術を学ぶことになる。

そこは、一般の動物病院。
一般の飼い主様が来院し
大切に飼われている犬、猫が、「どうか事故のないように
お願いいたします」と、祈りながら、家族であるペットの
不妊去勢手術をお願いする人である。

院長は、「そろそろお前も、やってみるか」と言って
新米の、一度も不妊去勢手術をしたことがない人に
まず助手として入り、そして慣れてきたら執刀させるのが
今の日本のシステムである。

開業している動物病院にやってくる、
飼い犬、飼い猫を利用して、外科技術を取得するのが日本なのだ。
それぞれの個人病院が、はたして、どれだけきちんと
新米獣医師に、「不妊去勢手術」を、公平に教えることができるか。。

飼い主様の大切な犬、猫を使って、
不妊去勢手術の練習をすることは、
倫理的に問題がないのか。

卵巣だけとる、オープン法の去勢しか指導しない
生後6か月未満の手術は否定する、など、
「何が標準的な手術方法なのか」さえも、
はっきりしなくなるのは、日本独特の問題。

最新の医療を教えるべき獣医大学で、
率先して、しっかりと学生に、指導するのが理想だと思う。
日本でも、世界でフツウに行われているように
、行政施設、愛護団体の動物を、獣医大学でも、
受け入れるようになってほしいと願う。

不妊去勢手術という、すべての獣医師が
取得するべき技術の指導を、一般開業医に
、委ねないでほしい。
獣医大学という、教育のプロが揃っている施設で
、プロが学生に、最新の技術をしっかり教えてほしい。
(写真 西山 犬の不妊手術中)

-------------記事転載ここまで---------------


記事元:西山ゆう子獣医師(フェイスブック)
http://bit.ly/2FutFhV



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